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徹夜のナルシズム

徹夜のナルシズムとは、糸井重里の言った言葉で、「徹夜をすると仕事をしているような錯覚に陥るが、それは単なる自己満足だ」といった意味です。

テスト前日、一夜漬けをしようとしたことがある人は多いと思います。
でも眠い頭で6時間がんばって勉強したところで、たいした効果はないんですよね。
どうせ頭に入っていないわけですし。

それなのにやたらとがんばったような気がして充実感はあるわけです。
これは非常によくない現象です。
がんばったからできるだろう、と勘違いを起こしてしまうと手がつけられないですし、がんばったのにできなかった、と思うと落ち込んでしまい、勉強のやる気がなくなってしまいます。

さっさと寝て朝1時間勉強したほうが頭に入るのになぜかそれをみんなしない。
なぜでしょうか。

その原因が徹夜のナルシズムなのですよ、きっと。
勉強の効果を出すために徹夜をするのではなくて、がんばっている自分を感じるために徹夜をする。テストができないことが不安なのではなくて、テストにがんばっていない自分を感じるのが不安だから徹夜したがるのです。

これは徹夜に限らず、通常の勉強や仕事でも同じことが言える気がします。
つまり、実はみんな効果を上げたいのではなく、がんばっているという自己満足が欲しいだけなのかもしれません。

やたらと辞書を暗記したり、無意味な行動をたくさんしたり・・・。これらは自己満足を追い求めているだけなのです。

なので、「今、自分がんばっているなー」と思うときは要注意な時なのです。
徹夜のナルシズムに陥っている可能性があります。
その時は冷静に「今やっていることは無駄なことが多いのではないか」と分析をしたほうがいいかもしれません。